連日熱戦の続く…云々なんて、個人的にはどうでもいいと思っているが、とりあえず、女子バスケの決勝進出くらいは、一介のバスケット競技のファンとしては嬉しく思う。結果こそ残せずとも、男子バスケも、「成長の証」的なものを見ることができたので、まあ良かったんじゃないかと思う。
ただし、それはいずれも結果把握でしかない。五輪観戦してられるほど、オレとてヒマではない。
といいつつ、YouTubeで登山系の動画ばっかり見ていた。
ただ単純に、スポーツ観戦よりも、実際に自分が取り組んでいるスポーツ(すなわち登山)のほうが優先順位が高いってだけの話だ。そう、ただ単純にダラ見してるわけじゃねーぞ、実際、その場に立って、どう動くべきかってのを勉強しておくのさ、そういうのを見て。
とまあ、まずはどうでもいい、オレ自身のヨタ話から入ったが、まあ要するに、オリンピック全然見てませんって話なのだが。
はっきりと言っておくが、永田町の左っ側にいるような税金ドロボーどものような意図なんて全然ないし(右側も十二分な税金ドロボーだと思うが、ここではそんなもんどうだっていい)「2020年、東京で夏季五輪開催決定」みたいなニュースに日本中が浮かれていた時点で、「あ、こいつらアホだな」としか思っていなかった。
もちろん、この時点で、今日のCOVID-19云々の騒動なんて1ミリも予想なんてできなかったわけで、諸々騒がしくなる世間がウザいなぁくらいにしか思ってなかった。スポーツっていったって、バスケとラグビー、あと、ちょっとサッカーくらいしか興味がない。
そういう考えに至るようになったのは、いつくらいだったかな?
たぶん、テレビにCS入れてからだな(最近では、CS放送すら見なくなったけど)
それから、地上波放送なんて全く興味がなくなったし、今でも。災害が来た時とか、自分の興味ある分野(最近だと「ドラマ版ゆるキャン△」とか「ラグビーワールドカップ2019」)とリンクするものがあった時くらいしか、地上波放送は見ない。
まあ要するに、「テレビの洗脳」から脱却した結果、IOCの拝金主義がやたら鼻につくようになってきたんだと思う。
それに、世界に目を向けてみるといいと思う。
未だにあるからな、五輪で結果を残せずに、国家から処罰を受けるって国が。
日本にだって、いまだにいるけどな。五輪で結果残せずに世間から吊し上げ喰らうっていうアスリートが。
文藝春秋か何かで読んだ、LA五輪(1984年)の競泳選手だった長崎宏子さんの手記が衝撃的だった。タクシー運転手にまで「メダルも取れずに帰ってきて恥ずかしくないのか」とかなんとか言われたとか…
今に思えば、それがオレの「五輪嫌い」の源流だったかなぁ?
野球でも、いたっけな、GG佐藤だったっけ?どんなプレーをしたのかはいまだに知らんけど…
中には、結果残した選手にすら誹謗中傷の嵐を食らわせる始末だろ?どうしろっていう話だよな?
海外では、近年は若者のスポーツ観戦離れが進んでるらしいんだよな。こういう状況見てれば、嫌でも理解せざるを得ないよね。
「アスリートの努力とかなんとかの結晶が」とか何とか美辞麗句を見るたびに、今や反吐が出るくらいになっちゃったよ。
もちろん、スポーツそのものが嫌いなわけじゃない。むしろ、愛してさえいる。
だが、アスリートに対してのなんの理解もないバカどもが、上から物言ってガナリ立ててんのが、ウザくてしょうがない。
「もう五輪なんて廃止してしまえ」
なんてことを言うつもりはない。
世の中には、「必要悪」ってものがある。
ただそれだけだと思う。
MAKOTO