2021年12月12日日曜日

トレイルランニングって、なんかすげぇぞ



トレイルランニング、その存在は、結構前から知ってはいたが、その良し悪しは、よくよく分らなかった。


実は、ロードを走るジョギングの道間違いの産物として、1回だけそれらしいことをしてみた事はあったのだが、全然飛ばせないし、そのくせ、めちゃきついし、木の根っこだの岩だのと、足場めっちゃ悪いし、「誰が好き好んでこんなとこ走るんや?」と疑問しかなかった。


それが、よくよく分らない運命のいたずらで、まずは登山に入り込んだ。


登山を重ねているうちに、何度かトレイルランナーを見かけるようになる。

思ったのは、「こんな軽装備で山に入るのか?」ということ。


こちとら、山頂で美味いメシを食い、美味いビールとコーヒーを飲み、運が良ければ眺望を楽しむ為に、10㎏近い装備を背負って山を歩いている。


それを手放して、走るだと?


最初のうちは、理解不能だったな。


だがしかし、鷹ノ巣山でトレイルランナーを見かけた時、「おいマジか?1700m級の山をトレランだと?」と衝撃を受け、ならば自分でもやってみようと、トレランザックをAmazonで購入した。


まずは、うちのすぐ近所の、草花丘陵~長淵丘陵を走ってみた。


なんか、登山とはまた一味違った感覚。景色がまるで飛んでいくような。そして、リズムに乗って踊るような感覚で走る感覚は、ロードランニングではちょっと味わえない感じだ。

気を抜いて走れば、木の根とか岩とかに蹴っ躓いて、コケルくらいならまだいいが、尾根道だったりすれば、滑落しての大けが…下手すりゃ死ぬ。

そういうヤバイものって、めちゃくちゃテンションが上がる。


こういうエクストリーム感、そうそう味わえるものではない。


もちろん、他のハイカーさんとかの迷惑にならない様、配慮は必須。スリルは味わいつつも、間違っても他人を巻き込まない事は大事。

もちろん、自分が痛い思いするのも絶対イヤだから、細心の注意は払います。



山頂でのお楽しみは削ぐ分、下山後にお楽しみはとっておく。



いきなり話は飛んで、昨日、関八州見晴台と顔振峠をランしてきた話。


下りをヒャッホイと走り抜け、ゴール地点の西武池袋線吾野駅を目指す道中に

「Enjoy Agano」というお店を発掘。

お店のInstagramアカウント


写真撮るの忘れてたけど、「うどん」と「ピザ」ののぼりが上がっていることに「およよ?」という感覚を覚え、入店。


トレランって、実は下山がものすごいお楽しみ。

スリルとスピードは、マジ病みつきになりそう(だけど、事故にはくれぐれもご注意を)


で、それを終えた達成感と余韻で食うメシ、飲むビールが、なんと美味いことか!!


そして、できればお風呂も、脚を伸ばせるるお風呂(温泉あればいう事なし)がお勧めです。結構なムチャを身体に強いるので、そのアフターケアは抜かりなく行いましょう。


オレは、下車駅からの通り道にある「フレッシュランド西多摩」でリラックス。40分程度入って、ちょっと早めの夕食摂って(もちろんビールもw)、休憩所で小一時間の仮眠を取り、さらにもうひとっ風呂で帰路へ。


このルーティン、マジ最強。


ストイックさなんて、まるっきりなし。そういうお楽しみがあれば、いくらでも楽しめます。



MAKOTO

2021年12月8日水曜日

大切な事って、案外、アニメが教えてくれるものだ(後編)

こちらの続き 


鹿児島までの輪行旅行ってとこまで話しましたね。



2020年12月26日(僕の誕生日です)~2021年1月2日で、588.4㎞を自転車で走り切りました。


本当は、実家で30日までくらいマッタリして、大晦日に佐多岬へ向かい、元日の夕方に鹿児島空港へ帰るというスケジュールだったのですが、コロナ禍で、実家の母に帰省を拒否され、霧島と大隅半島を周遊するというプランに切り替えました。


で、それだけタフな旅行をするのに必要なもの。



何はさておき、体力じゃないですか?



前提の話をしましょうか。



実は僕、2019年年末の体重、85㎏を超えてました。体力は元々あった方だけど、そのままでは自重で無駄にエネルギーを浪費してしまいます。1日平均75㎞前後の行程を8日間断続的に続けていくとなれば、いくら何でも…


こんなムチャクチャな旅行を可能にさせたのは、理由がありました。


2020年7月には、75㎏まで落とし、10月に入ると、ついに70㎏を切っていました。要するに、減量に成功したのでした。


年齢を重ねると人間、どうしても自堕落になってしまいがちなもの。よっぽどな強いモチベーションを持たなければ、そこまで落とすという事は、正直不可能。


これを可能にしてくれた作品がありました。



アニメ『宇宙よりも遠い場所』が死ぬほど泣ける作品だった【超おすすめ】


この作品を、2019年の大みそかに全話一気見しました(視聴自体は、この時が3回目くらい?)


御他聞に漏れず、バスタオルがヒタヒタになるほどドカ泣きしたわけですが(いくら何でも盛りすぎw)、これでもかと涙を絞り出しで心を浄化させた後にまた、最後の最後のシーンで、どえらいキラーパスを視聴者に送ってくるんだよね、この作品。


「ここではない場所へと『走り出したい』」


と思ったわけですわ。


で、元日早々、朝ラン開始。


年明けからしばらく天気が良かったのもあり、元日から22日連続欠かさず、それからも、そこそこの頻度で、毎朝5時半くらいから5㎞程度を走るようになり、気が付けば、体重は徐々に落ちていったわけです。


で、走行能力も徐々に上がっていき、2020年は、2回ほどハーフディスタンス走っちゃいました(レースとかじゃないけど)。



かなり極端な例だとは思いますが、節目節目に、自らのモチベーションを高める何かを見るって事は、すごく大事だなと思ったわけです。



で、ようやく、登山の入口へ。


きっかけとなったのは、2021年3月。


再び、輪行で鹿児島へ飛び、B3(B.LEAGUE3部カテゴリー)鹿児島レブナイズのホームゲームの観戦へ(これもまた、ブライトンの奇跡後、野球を捨てバスケを選んだからこそ生じたイベント…もちろん、8日間の旅を成功させた自信も)


2試合目(日曜日)の試合開始時刻が、J3鹿児島ユナイテッドFCの試合開始時刻との被り回避のために遅くなってしまい、2試合目の観戦を断念することとなり、「じゃあ、いつもスルーしてきた姶良を観光するべ」と、世間の99%の鹿児島旅行でスルーを決め込まれる姶良市を観光することに(移動はもちろんセンチュリオン)



龍門司滝を訪れた時、ちょっとした登山道みたいな道があり、そこを歩いていると、こんな景色が。

そんな大した景色でもないのに、なんか、登山道歩いてここにたどり着いたという事に、軽く感動を覚えたのだと思いますが、この時


「あ、オレ、登山好きかも」

と思ったわけです。


で、すぐさま、自転車仲間(今や「冒険仲間」というほうがしっくりくるけど)に相談。


どの山を選ぶべきかから始まり、「聞いてばかりじゃなく、自分でも諸々調べておかなきゃな」と



で、行きついた先がここ。


初心者の入門としてもかなりいいですが、しかし、登山を数こなしていく事で、見えてくるものが、この作品にはあるんです。


いや、登山だけじゃないな。人生においても、かなり教唆に富んだ作品です、これって。




この曲、YouTubeMusicで何度も聴いてます。ちょっと落ちかけてる時に聞くと、元気の出る一曲だと思います。


僕自身、自分を見失いかけたことが何度もありました。そのたびに凹んで、沈んで…今に思えば、もっと早くに登山を知っておけばよかったなと…まあでも、今は知ってるんだから、全然いいんですねどね。


登山を通じて学んだことは、数えきれないくらいたくさんありますが、この作品を見てると、「あー、これだこれ」って事がたくさんあって、なんかシンパシーが半端なくあるんですよね。


「山は逃げない。今はダメでも、また挑めばいいの」(大体そんな感じ…たしか、かえでさんだったかな?あおいちゃんが、富士山八合目で高山病にかかってグロッキー状態の時に云ったセリフ)


ってのが、一番グッときましたね。


これからも、「最高の山仲間」として、いっぱい楽しませてもらいたいものです。




MAKOTO

大切な事って、案外、アニメが教えてくれるものだ(前編)

ここ最近、仕事がヒマすぎて、 空き時間にやっているのが、登山計画。

なんとなく、仕事してる風に見えるので、仕事スカスカの現状をやり過ごすにはうってつけ。


だがしかし、ヒマすぎるだろ、マジで😱


とうとう、2022年の全登山計画が、行程はもとより、登山口までのアクセス方法までもが決まってしまったのだwww



登山に夢中になったきっかけ?



と見せかけておいて、実はきっかけではなかった。



登山のイロハを学ぶ目的で、この作品を視聴したのだけど、そもそも、


「よし、登山をしよう」


というきっかけがなければ、触れる事はなかっただろうと思われる作品。



僕の場合、目的が合致していなければ、アニメはそうそう見ない人です。


「手段であって、目的ではない」


ってとこですかね。


あ、ちょっとアニメからは脱線します。相当長い話になるので、ご注意をw


僕とそこそこの期間のかかわりのある方はご存じかと思うのですが、2015年くらいまでは、絵に描いたような「野球バカ」でした。

2011年11月に名古屋から東京へ居を移す前までは、草野球にのめり込み、チームメイトとの衝突も厭わない、とんがった野球求道者でした。それゆえに、相当な人に嫌われていただろうと思います(その当時、全然自覚はなかったけど、今に思えば、そうに違いないでしょう)

そういうとんがった感覚はそのままに、東京に居を移してからは、野球をプレイできない環境に置かれる事となってしまい、「観る野球」へとシフトしていきました。

SNSに特定球団を応援するグループを立ち上げ、最大1800人を集めましたが、僕のとんがった感覚は、賛同者も多く集めましたが、それと同時に、敵も多く作りました。

そうしていくうちに、自分の至らなさとか力不足な部分とかも徐々に見えてきて、この「とんがった感覚」が、敵を生み出す以外に何も生みだしはしないのではないだろうかという事に気づき始めました。


そんな2015年9月20日、僕は、衝撃的なニュースを知ってしまいました。


ブライトンの奇跡


これまでに、数えきれないほどのスポーツを、TVやら会場やらで見てきたけれど、どれも、これほどインパクトの強烈な試合はない。


この試合を観て思ったんですよね。


「あれ?野球ばっかでいいのか、オレ?」


と。


もうどうせ、プレイすることはない…というか、とんがった野球求道者というスタンスを取る事は、事実上不可能。それに、敵を増やし、各所と抗争を展開する価値がある事なのかと自問自答した結果、「その価値なし」と判断。






で、残ったものが、ラグビーとバスケット(他にもサッカーも観るけど、本格的に嵌まり込むにはなんか違うと感じ、鹿児島ユナイテッドFC戦を、たまに見るくらいに)

なんだけど、実際にちょっとやってみたけど、自らもプレーとなると、なかなかに厳しい。


そこは潔く割り切りました。


「観る専だ!!」

とwww


で、やる方はというと…


DUNOP HOUSESTONEⅡ(写真は実物とは異なります)

これを、保険込み28000円くらいで、西友でお買い求め。


普通に考えれば、そこらへんの移動だけで済ませる代物なのだが、そうはさせないのがMAKOTOです(ようするにバカw)



この距離を、西友に売っていたような、3万円未満のクロスバイクで走るバカなんざぁ、そうそういないでしょうw

これを走る前にも、都内までは普通に走ってました(片道40㎞前後)


そんなムチャクチャやってれば、当然ガタは来るわけで、B.LEAGUE FINAL2018-19(横浜アリーナ)を観戦した帰り道、タイヤがパンク(まだ当時は、パンク修理スキルなし)その前には、クランクギアのワイヤーが破損し切り替わらないというトラブルも。

京王八王子駅近くの自転車屋に持っていくと、「こりゃ直らない事ないけど、買いなおした方がマシだと思いますよ」と言われ、オレのクレカが火を噴き、即購入


CENTURION CROSSLINE R30

これに乗り換えてから、人生変わりました(大げさに聞こえるけど、マジで)


まず、車体がめちゃ軽い。今は、トップチューブバッグとかを付けて、それなりになっちゃいましたけど、10㎏切ってます。てか、車体だけじゃなく、ホイールとか含めてでね。

そして、一番大きかったのが、クイックリリースレバー。

これがあれば、工具使わなくても、ハブを簡単に外せる。すなわち、輪行ができる!!


ダンロップ乗ってた頃から買っていた輪行袋だが、ハブの取り外しが面倒くさそうで、敷居が高いものに感じていたのだが…


これを知ってからは、マジでON THE FIRE!!


鹿児島まで旅に出るまでになりました。「スーパーカブ」で、小熊たちがやっていたアレを追体験することに(って、それは後から知ったけど)


「趣味とリンク」といったところとは若干ずれてる感じはしないでもないけど、「クルマにはない自由」って部分で、自転車とリンクしてる(いや、輪行が可能っていう部分では、カブより自由だw)



と、相当な脱線っぷりですが、画像ペタペタとやりすぎで、そろそろ容量やばそうなので、続きはこちら



MAKOTO



アタスの健康管理事情【2】

  昨年の6月にオープンした 「 chocoZAP 羽村店」 前には、進学塾が入っていたテナントに入ってきた。 月額3278円(税込み) ふむ、仮に週一で通うとして、1回あたり819円… それだったら、羽村プールのジムなら150円だし、そっち使ったほうがよくね? 最初はそう思って...