まずは、「バスケット」と「ラグビー」にフォーカスして、お話しましょうか。
僕は、中学から野球をはじめ、つい数年前までは、熱狂的なほどに特定球団を応援していた、根っからの野球ファンでした。
そうです、「でした」です。過去形です。
なぜ、今ではその2競技なのか?
簡単に言いますと、野球を「知りすぎた」事でしょう。
とてもじゃないけど、この先の未来に、明るい展望が望めそうにない。要するに、この先、野球を志す子どもたちは、信じられないくらいに減っていくだろうという見通ししか立たない。
競技特性であったり、環境であったり、旧態然とした競技団体その他諸々だったりと、現代は、とても野球に適した環境だとは言い難いと言わざるを得ません。
そして、何かと失望させてくれる野球界と野球ファン。
競技者へのリスペクトの払えないファンの跋扈した野球界に、強い失望感しかなくなりました。
そこに突如現れた2つの出来事
2015年9月の「ブライトンの奇跡🏉」
2016年9月の「B.LEAGUE開幕🏀」
ブライトンの奇跡、あれはもう感動しましたね。
誰も何も期待なんかしなかった、ラグビー日本代表の快挙。
「桐谷美玲が吉田沙保里をレスリングで負かした」とか「アリが象を倒した」とか、とてつもない比喩がなされた「世紀の大番狂わせ」
この出来事があって初めて、「ラグビーワールドカップ」の存在を知ったくらいです。
当然、競技に対する興味も湧いてくるわけです。
といっても初動は遅く、2017年のスーパーラグビーが初観戦となったわけです。
ものすごいスピード、ものすごい迫力、1つの楕円球の行方にスタジアムが一体となって熱狂する感じに、たまらないエモーションを感じたのでした。
そして、当然、ラグビーワールドカップ2019にも行きましたよ。
やはり、ラグビーの良さというのは
「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」
この5つの「価値」でしょう。
「ブライトンの奇跡」で見せた、南アフリカサポーターの「品位」と「尊重」に、強く感動した事を覚えています。
日本が勝ったという事にも増して、この立ち振る舞いがあったからこそ、僕はラグビーに魅せられたといっても過言ではありません。
そして、B.LEAGUE
開幕戦の頃は、実は、さほど興味はありませんでした。
むしろ、「ルールが分かりづらそうで、敷居が高そう」とさえ思っていました。
しかし、B2に、「鹿児島レブナイズ」というクラブがある事を知り、一気に興味が湧いてきました。
何だって?故郷鹿児島に、プロスポーツクラブだと?
まずは、そこに驚きました。
開幕戦が2016年9月、そして、年が明けての2017年1月、大田区総合体育館のアースフレンズ東京Zvs鹿児島レブナイズ、それが僕のB.LEAGUEファーストコンタクトになりました。
細かいルールなんて、いちいち覚えなくたっていい(覚えたほうが楽しめるんだろうけど、さほど重要ではない)めくりめくスピート感満点のプレーに、激しいコンタクトプレーとクイックなフェイント。「どこに目が付いてんだ」ってくらいのトリッキーなプレイに、ただただ大興奮。
研修で滞在したグンマにも、強豪クラブがいて、週末のたびにアリーナへ。
そして、B1の強豪アルバルク東京が、うちからチャリ40分圏内のアリーナ立川立飛を暫定本拠地とした事で、完全にロックオン。
最も推している選手は、アルバルクで唯一の九州人である田中大貴。
再来年にも代々木へ、さらにその3年後にはお台場へ本拠地は移転するけど、一番の推しは、これからもずっとアルバルク東京だと思う。
これからの世界情勢によって変化が生じてしまうかもしれないけど。実はこの2競技、同じ年にワールドカップが開催される。
で、バスケは、2023年は、沖縄で開催される(メインはフィリピン)
八村塁や渡邊雄太の登場で、一気に「アジアでは勝てる」チームになったが、まだまだ世界の壁は厚い。さらなるニューヒーローの誕生は必要不可欠だ。
ラグビーは、2023年はフランス。
山沢兄弟や中野・斎藤等、楽しみな若手が続々と台頭。より成熟度を増し、日本大会を上回る「ベスト4以上」に期待したい。
これからが楽しみでしかない2競技である。
MAKOTO
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