鹿児島までの輪行旅行ってとこまで話しましたね。
2020年12月26日(僕の誕生日です)~2021年1月2日で、588.4㎞を自転車で走り切りました。
本当は、実家で30日までくらいマッタリして、大晦日に佐多岬へ向かい、元日の夕方に鹿児島空港へ帰るというスケジュールだったのですが、コロナ禍で、実家の母に帰省を拒否され、霧島と大隅半島を周遊するというプランに切り替えました。
で、それだけタフな旅行をするのに必要なもの。
何はさておき、体力じゃないですか?
前提の話をしましょうか。
実は僕、2019年年末の体重、85㎏を超えてました。体力は元々あった方だけど、そのままでは自重で無駄にエネルギーを浪費してしまいます。1日平均75㎞前後の行程を8日間断続的に続けていくとなれば、いくら何でも…
こんなムチャクチャな旅行を可能にさせたのは、理由がありました。
2020年7月には、75㎏まで落とし、10月に入ると、ついに70㎏を切っていました。要するに、減量に成功したのでした。
年齢を重ねると人間、どうしても自堕落になってしまいがちなもの。よっぽどな強いモチベーションを持たなければ、そこまで落とすという事は、正直不可能。
これを可能にしてくれた作品がありました。
アニメ『宇宙よりも遠い場所』が死ぬほど泣ける作品だった【超おすすめ】
この作品を、2019年の大みそかに全話一気見しました(視聴自体は、この時が3回目くらい?)
御他聞に漏れず、バスタオルがヒタヒタになるほどドカ泣きしたわけですが(いくら何でも盛りすぎw)、これでもかと涙を絞り出しで心を浄化させた後にまた、最後の最後のシーンで、どえらいキラーパスを視聴者に送ってくるんだよね、この作品。
「ここではない場所へと『走り出したい』」
と思ったわけですわ。
で、元日早々、朝ラン開始。
年明けからしばらく天気が良かったのもあり、元日から22日連続欠かさず、それからも、そこそこの頻度で、毎朝5時半くらいから5㎞程度を走るようになり、気が付けば、体重は徐々に落ちていったわけです。
で、走行能力も徐々に上がっていき、2020年は、2回ほどハーフディスタンス走っちゃいました(レースとかじゃないけど)。
かなり極端な例だとは思いますが、節目節目に、自らのモチベーションを高める何かを見るって事は、すごく大事だなと思ったわけです。
で、ようやく、登山の入口へ。
きっかけとなったのは、2021年3月。
再び、輪行で鹿児島へ飛び、B3(B.LEAGUE3部カテゴリー)鹿児島レブナイズのホームゲームの観戦へ(これもまた、ブライトンの奇跡後、野球を捨てバスケを選んだからこそ生じたイベント…もちろん、8日間の旅を成功させた自信も)
2試合目(日曜日)の試合開始時刻が、J3鹿児島ユナイテッドFCの試合開始時刻との被り回避のために遅くなってしまい、2試合目の観戦を断念することとなり、「じゃあ、いつもスルーしてきた姶良を観光するべ」と、世間の99%の鹿児島旅行でスルーを決め込まれる姶良市を観光することに(移動はもちろんセンチュリオン)
龍門司滝を訪れた時、ちょっとした登山道みたいな道があり、そこを歩いていると、こんな景色が。
どの山を選ぶべきかから始まり、「聞いてばかりじゃなく、自分でも諸々調べておかなきゃな」と
で、行きついた先がここ。
初心者の入門としてもかなりいいですが、しかし、登山を数こなしていく事で、見えてくるものが、この作品にはあるんです。
いや、登山だけじゃないな。人生においても、かなり教唆に富んだ作品です、これって。
登山を通じて学んだことは、数えきれないくらいたくさんありますが、この作品を見てると、「あー、これだこれ」って事がたくさんあって、なんかシンパシーが半端なくあるんですよね。
「山は逃げない。今はダメでも、また挑めばいいの」(大体そんな感じ…たしか、かえでさんだったかな?あおいちゃんが、富士山八合目で高山病にかかってグロッキー状態の時に云ったセリフ)
ってのが、一番グッときましたね。
これからも、「最高の山仲間」として、いっぱい楽しませてもらいたいものです。
MAKOTO
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